2014年ワールドカップはドイツの優勝で幕を閉じた。世界中のサッカーファンが熱狂した一ヶ月の間、ソーシャルメディアを通じて多くの情報が双方向的に拡散された。そんな中、2大ソーシャルメディア『Facebook』、『Twitter』からワールドカップ期間中の情報拡散についてレポートが発表されました。もう一つのワールドカップ『Facebook vs Twitter』の行方は?
 
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Facebook によるワールドカップ関係コメント、シェア、いいねなどは『30億件』確認され、3億5000万人ものユーザーが使用したとリリースされました。一方、Twitter では『6億7200万件』の Tweet が、大会トーナメント中にシェアされたとリリースされました。。

大会期間中とトーナメントのみの数字で完全に比べることは出来ませんが、Facebook が Twitter の5倍以上のユーザーを獲得していることを考えれば、そのままの数字が出たと考えられます。
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しかしながら、二つのソーシャルメディアのワールドカップを利用したマーケティングには大きな違いがあったと専門家は見ています。

『Twitter にとっては昨年の上場以来、新規ユーザーの獲得スピードが遅いことが株主達に負のイメージをあたえてきたため、『新規ユーザーの獲得』が大きな命題だったと考えられます。一方で Facebook にとってはすでに世界最大のソーシャルメディアとしての立ち位置を確立しているため、新規ユーザー獲得よりは『リアルタイムプラットフォームとしての利用』が最優先だったと考えられます。』( Shyam Patil / ウェブアナリスト )
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4年後も『Facebook vs Twitter』がもう一つのワールドカップになるのか?もしくは第3のソーシャルメディアの出現が既存のパワーバランスを一変させているのか?4年後が楽しみだ。

via : mashable.com